ＬＳＤ

ＬＳＤ（注３）に関してはナノワークス添加後すぐの段階では、チャタリング音（注４）が全く無くなり、ＬＳＤが入っているのかどうかわからないぐらいになりました。スポーツ走行に関してはＬＳＤの効きがマイルドになり、唐突な挙動が出にくくなったため、コントロール性は上がりました。心配していた駆動抜けもほとんど無い感じです。
ジムカーナではサーキット走行では行わないサイドターンというものがあるのですが、ナノワークス添加後初期の段階では効き（レスポンス）が甘くなり、旋回を始める際のアクセル開度を大きくしないと、リアタイアのグリップが回復してしまうためコントロールの難しさが出ました。しかし走行するうちに、少しチャタリング音がし始め、レスポンスも回復しサイドターンのコントロールの難しさもなくなってきました。
ＬＳＤに関してはドライバーの好みもあるため一概に言えない部分もあるのですが、僕の仕様のものに関しては、いい方向に向っています。チャタリング音がひどい、マイルドに効かせたい、アクセルオーバーを抑えたいという場合には有効だと思います。効きを回復させたり、レスポンスを上げたいという場合には勧められません。シフトフィーリングは良くなるので、僕なら、ミッションにもナノワークスを添加し、ＬＳＤの効かせ方は、イニシャル調整やプレート調整オイル選定を行います。現在はフリクションモディファイアーを使用していますが、必要がなくなりそうです。ただ足回りも含めたＬＳＤのセッテイングの方向性がないと弊害を感じる可能性があります。ちなみに私のＬＳＤはメタルです。カーボンタイプでのテストも必要かもしれません。また今後気付いた点などがありましたらご報告させていただきます。

エンジン、ミッション以外に効果が期待できる添加場所があればご教授いただければと思います。燃料などへの添加もありなのかなと思っております。